キャンプにキャリーケースを持っていくって、ちょっとイメージが湧かないかもしれません。
でも最近は、アウトドアシーンに特化したキャリーケースがたくさんあるんです。普通のスーツケースとは違って、悪路でも走りやすかったり、防水性が高かったり、キャンプギアをうまく収納できるように設計されていたりします。
とはいえ「どのサイズを選べばいいのか」「ハードとソフトのどっちがいいのか」「リュックとしても背負えるものがいいのか」など、迷うポイントも多いですよね。
この記事では、アウトドア用キャリーケースの選び方を解説しつつ、キャンプで実際に使いやすい人気モデル12選を紹介します。ぜひ、自分のキャンプスタイルに合った一台を見つける参考にしてください。
アウトドア用キャリーケースの選び方
まずは、アウトドア用キャリーケースを選ぶときに押さえておきたい4つのポイントをまとめました。
容量で選ぶ
キャンプでの荷物量は、ソロキャンプなのか、ファミリーキャンプなのかで大きく変わります。
ソロキャンプや1〜2泊の場合は、40〜50L程度のモデルが目安になります。テントや寝袋、調理器具など必要最低限のギアを収納できる容量です。
2人以上でのキャンプや、2泊以上の場合は60〜90Lがおすすめ。ランタンやチェアなどの快適装備をプラスしても余裕があります。
ファミリーキャンプだと90L以上が安心です。子どもの着替えや遊び道具も含めて、たっぷり収納できるサイズを選びましょう。
ハードとソフトの違い
キャリーケースには、大きく分けてハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプは、外側が硬い素材でできていて、中の荷物を衝撃から守りやすいのが特徴。雨風をしっかり防げるので、防水性を重視する人に向いています。ただし、重量はソフトタイプよりやや重くなりがちです。
ソフトタイプは、ナイロンなどの布素材でできていて、軽量でコンパクトに収納できるのがメリット。キャンプではよく使うDOD キャンパーノ・コロコーロのようにリュックにもなる2WAYタイプが多いのも特徴です。ただ、完全防水ではないモデルもあるので注意が必要です。
防水性能をチェック
キャンプ場では突然の雨に降られることもあります。防水性能は外せないチェックポイントです。
パタゴニア ブラックホール・ウィールド・ダッフル40LやL.L.Bean アドベンチャー・ローリング・ダッフル95Lのように、完全防水に近い性能を持つモデルもあれば、「耐水仕様」で小雨程度なら防げるモデルもあります。
購入前に「防水」なのか「耐水」なのかを確認しておくと安心です。製品ページの素材表記をチェックしましょう。
悪路での走行性能
キャンプ場の地面は、舗装されているとは限りません。砂利道や芝生、ぬかるみでもスムーズに走れるかどうかは重要です。
特に注目したいのはキャスターの品質。大口径のキャスターや、2輪ではなく4輪(スピナーホイール)の方が未舗装路でも安定して走行しやすいと言われています。
アウトドアプロダクツ OD-0890-49Nのようにストッパー付きのモデルなら、斜面で停めておくときにも便利です。
キャンプで使えるアウトドア用キャリーケース12選
ここからは、実際にキャンプシーンで使いやすいキャリーケースを12モデル紹介します。価格やスペックはメーカー公表値をもとにしています。
1. DOD キャンパーノ・コロコーロ
特徴的なのは、細長い形状で長尺のテントやチェアを収納しやすい設計になっていること。リュックとして背負える2WAYタイプなので、悪路では背負って移動することもできます。
- メリット:モールシステム(ウェビング)がついていて、小物を外付けできる。止水ジッパーを採用している。TSAロック付き。
- デメリット:横長ではないので、一般的なスーツケースのように広い開口部ではない。
- 向いている人:ソロキャンパー。長尺ギアをよく持っていく人。リュックとしても使いたい人。
- 向いていない人:家族で大量の荷物を運びたい人。
- 注意点:収納できるギアの形状をイメージしてから選ぶとよい。
2. モンベル ウィーリーバッグ60
モンベルのウィーリーバッグは、210デニールのバリスティックナイロン素材を使用し、軽さと剛性のバランスが良いとされています。
- メリット:容量60Lで重量2.75kgと軽量。コンプレッションベルト付きで荷物を締め付けられる。
- デメリット:完全防水ではなく、耐水仕様。
- 向いている人:軽量化を重視する人。1〜2泊のキャンプに行く人。
- 向いていない人:完全防水のキャリーケースを探している人。
- 注意点:雨天時の使用にはレインカバーがあると安心。
3. モンベル ウィーリーダッフル90
大容量モデルを探しているなら、ウィーリーダッフル90も候補になります。容量約90Lで重量は約3.45kgと、同容量帯では軽量な部類です。
- メリット:折りたたんで収納できる。ポリカーボネートのパネルで形状をキープ。
- デメリット:大きい分、満載にすると重くなる。
- 向いている人:2人以上のキャンプ。3〜4泊する人。
- 向いていない人:ソロキャンプで軽快に動き回りたい人。
- 注意点:車での移動メインのキャンプに向いている。
4. パタゴニア ブラックホール・ウィールド・ダッフル40L
パタゴニアのブラックホールシリーズは、TPUラミネート加工で高い防水性を持つのが特徴です。40Lモデルは機内持ち込みサイズにも対応しています。
- メリット:リサイクル素材を使用している。サイドポケット付き。防水性が高い。
- デメリット:40Lはやや小さめ。ファミリーキャンプには物足りない可能性がある。
- 向いている人:出張兼キャンプなど、飛行機移動があるキャンパー。防水性を絶対条件にしている人。
- 向いていない人:大容量を求めるファミリーキャンパー。
- 注意点:雨の日でも中の荷物を守りやすいが、ジッパー部分は特に注意。
5. パタゴニア ブラックホール・ウィールド・ダッフル100L
同じブラックホールシリーズの100Lモデル。ファミリーキャンプでも十分な大容量です。
- メリット:約100Lでファミリー対応可能。側面にウェビングがついていて小物を吊り下げられる。防水性が高い。
- デメリット:満載時の重量は約4.78kgとそれなりにある。
- 向いている人:ファミリーキャンパー。長期キャンプに行く人。
- 向いていない人:コンパクトさを優先したい人。
- 注意点:重量があるので、車での移動がメインのキャンプに向いている。
6. アウトドアプロダクツ OD-0890-49N
アウトドアプロダクツのハードタイプキャリーケース。Sサイズで容量40L、拡張すると46Lまで増やせます。ストッパー付きキャスターが便利です。
- メリット:拡張機能付き。ストッパー付きで斜面でも停めやすい。機内持ち込みサイズ。
- デメリット:ハードケースなのでソフトタイプより収納スペースを取る。
- 向いている人:ソロ〜2人キャンプ。舗装路と未舗装路が混在するキャンプ場に行く人。
- 向いていない人とにかく軽量なモデルを探している人。
- 注意点:拡張機能を使うと重量バランスが変わる場合がある。
7. アウトドアプロダクツ OD-0890-57N
Mサイズで容量56L、拡張時65L。Sサイズと同じくストッパー付きキャスターと拡張機能を備えています。
- メリット:2〜3泊対応の容量。拡張機能で帰りのお土産スペースも確保しやすい。
- デメリット:機内持ち込みはできないサイズ。
- 向いている人:2人で2泊程度のキャンプ。行き帰りで荷物量が変わる人。
- 向いていない人:飛行機の機内に持ち込みたい人。
- 注意点:満載時の重量に注意。
8. アウトドアプロダクツ OD-0890-63N
Lサイズで容量71L、拡張時81L。ハーフオープン構造で、上部だけ開けられるのも特徴です。
- メリット:大容量で7泊程度の長期キャンプも対応可能。ハーフオープンで必要なものを取り出しやすい。
- デメリット:満載するとかなり重くなる。
- 向いている人:ファミリーキャンプ。長期キャンプに行く人。
- 向いていない人:軽量コンパクトを重視する人。
- 注意点:車での移動が前提のモデル。
9. イーグルクリーク エクスパンスコンバーチブル
リュックとしても背負える2WAYタイプ。チェストベルトとホイッスルが付いていて、トレッキング的な移動にも対応しやすい設計です。
- メリット:35Lとコンパクト。リサイクル素材を使用。背負えるので悪路でも移動しやすい。
- デメリット:容量が小さめなのでギアが限られる。
- 向いている人:テントサイトから少し歩くようなキャンプ場に行く人。ソロキャンパー。
- 向いていない人:大容量が必要なファミリーキャンパー。
- 注意点:キャリーとリュックの切り替え方を事前に確認しておくとスムーズ。
10. カリマー エアポートプロ40
40Lの2WAYモデルで、機内持ち込みも可能。トートバッグとしても使えて、レインカバーが付属しています。
- メリット:リュック・トート・キャリーの3wayで使える。レインカバー付き。
- デメリット:重量が3.8kgとやや重め。
- 向いている人:キャリー以外の持ち運び方もしたい人。飛行機移動があるキャンパー。
- 向いていない人:軽量モデルを優先する人。
- 注意点:付属のレインカバーは忘れずに持参する。
11. L.L.Bean アドベンチャー・ローリング・ダッフル95L
消防ホースの水圧試験を通過したという高い防水性能を持つモデル。容量95Lでファミリーキャンプ向けです。
- メリット:非常に高い防水性。大容量で耐水コーティング加工。
- デメリット:重量約3.7kgと軽量ではない。
- 向いている人:雨の多い地域でキャンプをする人。防水性能を最重視する人。
- 向いていない人:コンパクトに収納したい人。
- 注意点:防水性能が高い反面、通気性はあまりない。
12. アウトドアプロダクツ Wホイールキャリーケース
アウトドアプロダクツの拡張機能付きハードタイプ。容量約66Lで、さらに8L拡張できます。
- メリット:拡張機能で臨機応変に容量調整可能。ピンクカラーなどカラバリ豊富。
- デメリット:拡張時の耐久性に個人差があるという口コミも見られる。
- 向いている人:ソロ〜2人で2〜3泊するキャンパー。色のバリエーションを楽しみたい人。
- 向いていない人:極端な軽量化を求める人。
- 注意点:拡張機能は必要なときだけ使うと長持ちしやすいとされる。
アウトドア用キャリーケースに関するよくある疑問
ここでは、キャリーケースのキャンプ利用でよく聞かれる疑問をまとめました。
普通のスーツケースではダメなの?
普通のスーツケースでも使えないことはありません。ただ、キャンプ場の未舗装路ではキャスターが壊れやすかったり、防水性能が不十分で中の荷物が濡れてしまうリスクがあります。アウトドア用はこれらの想定を踏まえて設計されているので、長く快適に使いたいなら専用モデルがおすすめです。
機内持ち込みできるサイズは?
航空会社によって微妙に異なりますが、目安としては40L前後、3辺の合計115cm以内が一般的です。紹介したモデルではパタゴニア ブラックホール・ウィールド・ダッフル40Lやアウトドアプロダクツ OD-0890-49Nが機内持ち込みサイズに該当します。
修理やアフターサービスは?
ブランドによって対応が異なります。モンベルやパタゴニアは修理対応が比較的しっかりしていると言われています。購入前にメーカーの保証期間や修理ポリシーを確認しておくと安心です。
まとめ
アウトドア用キャリーケースを選ぶときは、容量・ハードorソフト・防水性能・走行性能の4つを軸に考えると選びやすくなります。
ソロキャンプや軽量重視ならDOD キャンパーノ・コロコーロやモンベル ウィーリーバッグ60、ファミリーキャンプで防水性も求めるならパタゴニア ブラックホール・ウィールド・ダッフル100LやL.L.Bean アドベンチャー・ローリング・ダッフル95Lが候補になります。
価格やスペックは変更される場合があるので、購入前に各公式サイトや販売ページで最新情報を確認してください。また、口コミは参考程度にとどめ、自分のキャンプスタイルや持ち運ぶギアに合うかを最優先で考えましょう。
キャンプの快適さは、荷物の運びやすさで大きく変わります。自分に合ったアウトドア用キャリーケースを見つけて、キャンプをもっと楽しんでくださいね。
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