旅行や帰省のたびに「抱っこして!」とせがむ子ども。広い空港を歩き回るのは大人でも疲れますよね。そんな悩みを一気に解決してくれるのが、子どもがまたがったり座ったりできる「乗れるキャリーケース」です。今回は移動をもっとラクにする乗れるキャリーケースの選び方と、おすすめのモデルをたっぷりご紹介します。
乗れるキャリーケースの魅力とは
「スーツケースに子どもが乗る」と聞くと、最初はちょっと驚くかもしれません。でも実際に使ってみると、その便利さに手放せなくなります。
最大のメリットは、なんといっても移動中の負担が激減すること。子どもは乗っているだけで楽しいし、大人は抱っこ紐やベビーカーを持ち出す必要がありません。特に飛行機での移動時、チェックインカウンターから搭乗口まで意外と距離があるので、キャリーケースに乗せてスイスイ進めると本当に助かります。
また、子ども自身が「自分のスーツケース」として愛着を持つようになり、お片付けや準備にも積極的になってくれる副次効果も。旅の思い出づくりにも一役買ってくれるんです。
乗れるキャリーケースの3つの乗り方タイプを徹底比較
乗れるキャリーケースには大きく分けて3つのタイプがあります。旅のスタイルやお子さんの年齢に合わせて、最適なものを選びましょう。
またがるタイプ
一番スタンダードなのがこのタイプ。スーツケースの上にサドルのようにまたがって乗ります。代表的なのはtrunkiです。軽量で小回りが利き、子どもが自分で足で漕いで進むこともできます。対象体重の目安は50kg程度までと幅広く、長く使えるのが魅力。ただし背もたれがないので、小さい子はバランスを崩さないように注意が必要です。
座るタイプ(背もたれ付き)
座面と背もたれがしっかりあって、まるでベビーカーのように座れるタイプです。代表的なのはmorphで、ハンドルを引き出すと大人が押して歩ける構造になっています。背もたれがあるので、まだ一人座りがやっとという小さなお子さんでも安心。ただし対象体重が20kgまでと低めなので、長期間使いたいならサイズアウトに注意しましょう。
立ち乗りタイプ(キックボード一体型)
スーツケースにキックボードがくっついたようなデザインで、子どもが立ったまま乗れるタイプです。代表的なのはMicro ラゲージ スクーター。スピード感があって子どもに大人気ですが、立って乗る分だけ安定性は劣るので、平坦で広い空港向き。対象体重は50kgまでと長く使えますが、混雑した駅では使いづらい面もあります。
どのタイプを選ぶにしても、キャスターの静音性や耐久性はしっかりチェックしておきたいポイントです。実際の口コミでも「タイヤがうるさい」「すぐ削れた」という声があるので、替えキャスターが販売されているモデルを選ぶと安心です。
子どもを乗せるときの安全面で知っておきたいこと
乗れるキャリーケースは便利ですが、安全に使うために知っておきたいことがあります。
まずエスカレーターの利用は絶対に避けてください。国民生活センターからも注意喚起が出ているように、子どもを乗せたままエスカレーターに乗り入れると転倒や転落の危険があります。必ずエレベーターを使いましょう。
また、段差やでこぼこ道での転倒リスクもあります。ユーザーレビューを見ると「子どもが乗ったままカーブを曲がろうとして転んだ」「砂利道でキャスターがはまって動けなくなった」といった体験談も。子どもを乗せて走行するときは、必ず大人がそばで支えるかハンドルを握って、スピードを出しすぎないように気をつけましょう。
乗れるキャリーケース おすすめ7選
1. trunki
子ども用ライドオンスーツケースの元祖ともいえる存在。カラフルな動物デザインが目を引きます。軽量で機内持ち込みサイズ、対象体重は50kg程度と長く使えるのが大きな魅力。またがって乗るタイプで、付属のストラップを使って大人が引っ張れます。収納容量は18リットルとコンパクトなので、お子さんの着替えやおもちゃを入れるのにちょうどいいサイズです。
2. JetKids by Stokke
飛行機での利用を特に考え抜いて作られたモデル。機内では座席の前に置き、付属のマットレスを広げると子どもの足を伸ばせるベッドに早変わりします。またがって乗るタイプで対象体重は35kgまで。収納容量は20リットルと十分あり、ノルウェーのストッケ社ならではの洗練されたデザインも人気です。
3. morph
赤ちゃん連れに特におすすめなのが、この背もたれ付きタイプ。座面が前にスライドして、ベビーカーのように押して歩けます。対象体重は20kgまでと短めですが、まだ歩き疲れやすい2〜3歳の子どもとの旅行には最適です。収納容量は22リットルとまずまず。折りたたむとコンパクトになるので帰省時にも重宝します。
4. Micro ラゲージ スクーター
キックボードとスーツケースが合体したユニークなモデル。子どもは立ったまま乗って、大人が引っ張ります。対象体重は50kgまでとかなり長く使え、小学生でも楽しめるのが魅力。収納容量は26リットルと今回紹介する中では大きめ。ただし混雑した場所では使いづらいので、広い空港メインで使うのがおすすめです。
5. Diono ライド オン スーツケース
両サイドにしっかりした持ち手がついていて、またがって乗るときの安定感が抜群。対象体重は35kg程度、収納容量は19リットル。機内持ち込みサイズに収まる設計で、価格も15,000円前後と比較的手に取りやすいのがポイントです。チャイルドシートメーカーならではの安全設計も信頼感があります。
6. Skip Hop ローリングラゲッジ
動物モチーフのデザインがかわいらしく、主に2〜4歳のお子さんにぴったりのモデル。またがって乗るタイプで、小さめサイズなので子ども自身が引っ張ることもできます。収納容量は小さめですが、おむつや小さなおもちゃを入れるサブバッグ的な使い方にも便利です。
7. シート付きキャリーカート
既にお手持ちのスーツケースに取り付けられる、後付けのシートアタッチメントです。専用のキャリーケースを買わなくても、手持ちのものを乗れる仕様に変えられるのが最大のメリット。ただし取り付けの安定性は製品によって差があるので、口コミをしっかりチェックしてから購入しましょう。
航空会社別!機内持ち込みの可否と注意点
乗れるキャリーケースを飛行機で使いたい場合、気になるのが機内持ち込みの可否です。実は航空会社によって規定が微妙に異なります。
国内線の場合、JALとANAの機内持ち込み手荷物は3辺の合計が115cm以内、かつ重量が10kg以下が基本。乗れるキャリーケースは突起部分を含めたサイズ計測になるため、ハンドルや座面が飛び出ているモデルは要注意です。実際にJALやANAの公式サイトでは、スーツケースの規定として「突起物を含む」と明記されています。
LCC(格安航空会社)のPeachやジェットスターはさらに厳しく、Peachは3辺合計115cm以内かつ7kg以下、ジェットスターは56cm×36cm×23cm以内かつ7kg以下。重量制限がシビアなので、キャリーケース自体の重さに加えて中身も吟味しないと、あっという間にオーバーしてしまいます。
trunkiやJetKids by Stokke、Diono ライド オン スーツケースは機内持ち込みサイズに設計されていますが、購入前に必ずお使いの航空会社の最新規定を確認してください。航空会社の公式サイトで「手荷物」や「機内持ち込み」と検索すればすぐに見つかります。
実際に使った人の口コミから見えたリアルな評判
購入を検討するときは、実際に使った人の声がとても参考になります。各商品のレビューやQ&Aから見えてきたリアルな評価をまとめました。
高評価で多かったのは「子どもが大喜びで、空港でもぐずらずに乗っていてくれた」「抱っこする回数が格段に減った」「旅先で注目を集めて、子どもが誇らしげだった」という声。移動が「しんどい時間」から「楽しい時間」に変わるのは、何より大きなメリットです。
一方で、気になる点としては「タイヤの耐久性が思ったより低く、数回の旅行で削れてしまった」「ハンドルがぐらついて引きづらい」「思ったより収納力がなく、子どもの荷物だけでいっぱいになった」といった意見も。特にキャスターの交換ができるモデルかどうかは、購入前にチェックしておきたいポイントです。
乗れるキャリーケースの選び方 まとめ
乗れるキャリーケースを選ぶときに、もう一度チェックしておきたいポイントを整理します。
まず乗り方のタイプを決めましょう。小さい子には背もたれ付きの座るタイプ、ある程度大きい子にはまたがるタイプ、アクティブに移動したいなら立ち乗りタイプ。お子さんの年齢や性格に合わせて選ぶのが一番です。
次にサイズと重量。機内持ち込みを考えているなら、航空会社の規定を必ず確認してください。預け入れ前提なら、ある程度大きめのモデルを選ぶのも手です。
そして安全性。キャスターのロック機能やハンドルの安定感、転倒防止の設計など、子どもを乗せて走る以上は安全面を最優先に考えましょう。
最後にデザイン。子どもが気に入るデザインなら、自分から進んで乗ってくれるようになります。お気に入りのスーツケースがあれば、旅の準備段階からテンションが上がること間違いなしです。
乗れるキャリーケースは、子連れ旅行の強い味方です。ぜひ今回の記事を参考に、ご家族にぴったりの一台を見つけてください。移動時間そのものが、楽しい思い出になりますように。
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