空港の広い通路で「抱っこ〜」と泣き出す子ども。大きな荷物と小さな手を引いて、途方に暮れた経験はありませんか?
そんな子連れ旅行の強い味方になってくれるのが「乗れるキャリーケース」です。
荷物を運ぶスーツケースが、子どもの移動手段にもなる。この画期的なアイテムがあれば、広いターミナルも長い乗り換えもぐっとラクになります。
とはいえ「本当に安全なの?」「機内に持ち込めるの?」「どんな種類があるの?」と気になることも多いはず。
この記事では、子ども向けから大人も使えるモデルまで、本当におすすめできる乗れるキャリーケースを厳選してご紹介します。選び方のポイントや安全に使うコツもあわせてお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「乗れるキャリーケース」とは?まず知っておきたい基本情報
乗れるキャリーケースとは、その名の通り子どもがまたがって座ったり乗ったりできるスーツケースのことです。広い空港や駅の構内を移動するときに、親が引っ張って進めるのが最大の特徴。
主に2種類に分かれます。
子ども専用のライドオンタイプ
馬乗りになって座るタイプで、対象年齢はおおむね2〜6歳。機内持ち込みできるコンパクトサイズが主流です。キャラクターデザインが豊富で、子どもが自ら乗りたがる工夫がされているモデルが多いですね。
大人も使えるサドル付きキャリーカート
折りたたみ台車に簡易的なサドルがついたタイプ。耐荷重が100kg以上あり、大人が休憩のために座ることもできます。アウトドアやフェスで活躍しますが、子どもを乗せて走る目的には設計されていないので注意が必要です。
この記事では、特にお子さんとの旅行を想定したキッズ向けの乗れるキャリーケースを中心に紹介していきますね。
乗れるキャリーケースを選ぶときの5つのチェックポイント
購入前に、以下の5つのポイントを必ず確認しておきましょう。
① 耐荷重と対象年齢
乗れるキャリーケースの耐荷重は多くが50kg前後ですが、実際に快適に使える体重はもっと軽めです。お子さんの体重が15kgを超えるあたりから安定感が気になるケースも。対象年齢だけでなく「今の体重で無理なく使えるか」を基準に選ぶのがおすすめです。
② 機内持ち込みの可否
大きなメリットのひとつが、機内に持ち込める点。ただし航空会社によってサイズ規定は異なります。国内線なら3辺合計115cm以内、LCCはさらに厳しい場合も。購入前に、よく利用する航空会社の規定を必ずチェックしてください。
③ 収納力
「乗れるのはいいけど、肝心の荷物があまり入らない…」という声もちらほら。1泊分の着替えやおむつ、おもちゃなど、何をどれだけ入れるかを想定して選ぶと失敗が少なくなります。
④ 親が操作するときの快適さ
持ち手の長さ調節ができるか、キャスターの動きがスムーズかどうかはとても大事。実際に空港で長時間引いて歩くのは親です。身長に合ったハンドル高さのものを選ぶと、腰や腕への負担がぐっと減ります。
⑤ 掃除のしやすさ
旅行中は食べこぼしや飲みこぼしがつきもの。除菌シートでさっと拭ける素材か、カバーが取り外して洗えるかも意外と重要なチェックポイントです。
子どもに人気の乗れるキャリーケースおすすめ5選
ここからは、実際に口コミ評価が高くて安心しておすすめできるキッズ向けモデルを厳選してご紹介します。
Micro Luggage(マイクロラゲッジ)
スイス生まれのスタイリッシュなデザインが目を引くモデルです。キックボードのように子どもが自分で地面を蹴って進めるのが最大の特徴で、飽きっぽいお子さんでも楽しみながら移動できます。
- 耐荷重は座面で50kg、キックボード使用時は20kg
- 機内持ち込み可能サイズ
- 対象年齢:2〜5歳
スムーズな操作性と洗練された見た目で、親御さんからの人気も高いですね。「もう少し価格が抑えられていれば」という声もありますが、その分つくりはしっかりしています。
Trunki(トランキ)
「乗れるスーツケース」の火付け役ともいえるイギリス生まれの元祖キッズキャリー。かわいい動物モチーフのデザインが豊富で、子どもの心をわしづかみにします。
- 馬乗りスタイルで安定感あり
- 耐荷重は50kgと十分
- 機内持ち込みOK、対象年齢は3〜6歳
「荷物がたっぷり入るのがうれしい」という口コミがある一方、「小回りが利きにくい」「方向転換にコツがいる」との声も。慣れるまでは親がしっかり操作してあげると安心です。
Jecco Pepe Luggage(ジェコー ペペラゲッジ)
座面が広めで背もたれが高い設計が特徴。安定感があり、移動中に子どもが寝てしまっても頭を預けやすいのがうれしいポイントです。
- 持ち手が伸縮するので親の身長に合わせて操作しやすい
- 背面収納で座ったまま荷物の出し入れができる
- 機内持ち込みサイズと預け入れサイズの2タイプ展開
「キャスターが静かでスムーズ」「つくりがしっかりしている」と評価が高いモデル。価格はやや高めですが、長く使える点を考えるとコスパは悪くありません。
Skip Hop Kids Ride-On Suitcase(スキップホップ ライドオン)
ハチやユニコーン、犬などの愛らしいデザインで、乗り物が苦手なお子さんでも「これに乗りたい!」と言ってくれるかもしれません。
- 背もたれ部分がそのまま収納スペースに
- ジッパーにはチャイルドセーフティ機能つき
- 機内持ち込み可能
「とにかく見た目がかわいい」「子どもが大喜びで乗ってくれた」という声が目立ちます。機能面では可もなく不可もなくといったところですが、お子さんのテンションを上げる効果はピカイチです。
Kiddietotes(キディトーツ)
比較的新しいブランドですが、機能性とデザイン性のバランスが良いと話題です。背もたれ部分を倒すと座面が広くなり、ちょっとした休憩スペースにもなります。
- 馬乗りと横向き座りの2WAYで使える
- ハードシェル素材で丈夫
- 機内持ち込みサイズ
「汚れてもさっと拭ける」「想像以上に荷物が入った」と実用面での評価が高いですね。ブランドとしての知名度はまだこれからですが、口コミの満足度はかなり高めです。
大人向け・兼用タイプもチェック!サドル付きキャリーカート
「子どもが大きくなったら使わなくなるのはもったいない」「自分も座れるものがほしい」という方には、サドル付きキャリーカートという選択肢もあります。
折りたたみ式の台車に簡易シートがついたもので、耐荷重は100〜150kgと大人も余裕で座れるスペックです。大容量バッグをくくりつけて移動し、疲れたらサドルに腰掛けて休憩。フェスやキャンプ、長距離の乗り換えにも重宝します。
ただしここで大切な注意点があります。
このタイプは「荷物運搬用のカートに座面がついたもの」であり、子どもを乗せて引っ張るための安全設計(ベルトやガード、転倒防止機構)は備わっていません。お子さんを乗せて走行するのは思わぬ事故の原因になるため、あくまで大人の休憩用と割り切って使うことをおすすめします。
もし「大人も子どもも兼用で」とお考えなら、前述した耐荷重50kgクラスのキッズモデルであれば、小柄な大人がちょっと腰掛ける程度は可能なものもありますよ。
安全に使うために知っておきたい注意点
どんなに優れた乗れるキャリーケースでも、使い方を間違えると思わぬケガにつながります。安全に楽しく使うためのポイントをまとめました。
ベルト着用は必須
製品によっては安全ベルトがついていないモデルもあります。ベルトがあるものは必ず着用し、ないものは親がすぐ支えられるよう常に近くで操作しましょう。
段差とスピードに注意
エスカレーターや階段は絶対にNG。平らな場所でも、スピードを出しすぎると遠心力で振り落とされる危険があります。特に曲がるときは減速を徹底してください。
航空会社の規定は事前確認
機内持ち込みできるはずだったのに、空港で断られた…という口コミは意外と多いもの。LCCを利用するときは特に注意が必要です。事前にHPで最新情報をチェックしておくと安心です。
乗れるキャリーケースで快適な子連れ旅を
いかがでしたか?
広い空港での長距離移動も、子どもの「歩きたくない」攻撃も、お気に入りの乗れるキャリーケースがあれば楽しい時間に変わります。
「安全性」「機内持ち込み可否」「収納力」の3つを軸に、ご自身の旅スタイルにぴったりの一台を選んでみてくださいね。
お子さんが「これに乗る!」と目を輝かせる姿を想像しながら、次の旅の準備を始めてみませんか。
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