スーツケースを買おうと思ったときに、ふと気になるのが「フレームタイプ」という言葉。カタログや通販サイトで見かけるけれど、ファスナータイプと何が違うのか、どっちを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、フレームスーツケースの特徴やメリット・デメリットをファスナータイプと比較しながらわかりやすく解説します。あなたの旅行スタイルに合ったスーツケースを選ぶための判断材料として、最後まで読んでみてください。
フレームスーツケースとは?
フレームスーツケースとは、開閉部分を金属製のフレームで補強したハードタイプのスーツケースのこと。いわゆる「観音開き」のスーツケースをイメージしてもらうとわかりやすいです。
ファスナーで開け閉めする一般的なスーツケースとは違い、フレームでしっかりと固定することで高い密閉性と耐久性を実現しています。エース(ACE)やプロテカ(PROTECA)といった日本の老舗ブランドでも多く展開されており、長く使えるスーツケースをお探しの方から支持を集めています。
ファスナータイプとの違いは?
スーツケースには大きく分けて「フレームタイプ」と「ファスナータイプ」の2種類の開閉方式があります。両者の違いを押さえておくことが、自分に合ったスーツケースを選ぶ第一歩です。
構造の違い
フレームタイプはスーツケースの縁に金属フレームが入っており、それをロックで締め付けることで密閉します。一方、ファスナータイプはその名の通り、ファスナーで開閉部を閉じる構造です。フレームタイプは観音開きになるのに対し、ファスナータイプは片側に蓋が付いているものが多いという違いもあります。
耐久性の違い
フレームタイプは金属フレームで補強されているため、外部からの衝撃に強く、型崩れしにくいのが特徴です。長期間の使用や、飛行機の預け入れ時の衝撃にも耐えやすい構造になっています。
防犯性の違い
フレームタイプはファスナーが露出していないため、ペン先などでファスナーをこじ開けて中身を盗む「ファスナー破り」の被害にあいにくいというメリットがあります。防犯性を重視する方には大きなポイントになるでしょう。
防水性の違い
フレームタイプは密閉性が高いため、ファスナータイプに比べて防水性に優れています。突然の雨や、機内での結露などから荷物を守りたい場合に安心です。
フレームスーツケースのメリット
フレームスーツケースが支持される理由は、いくつかの明確なメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
頑丈で長く使える
金属フレームがスーツケース全体を支える構造のため、耐久性が非常に高いです。ファスナータイプよりも故障しにくく、長期間使い続けられる点が大きな魅力です。海外出張が多い方や、年に数回旅行に行く方にも向いています。
防犯面で安心
繰り返しになりますが、ファスナー破りによる盗難リスクが低いのは大きなメリットです。特に海外旅行では貴重品やお土産を守るためにも、セキュリティ面で優れたフレームタイプを選ぶ方が増えています。
荷物の保護性能が高い
フレームタイプは内部の衝撃を吸収しやすい構造です。壊れやすいお土産やカメラなどの精密機器を持ち運ぶ場合にも、荷物をしっかり保護してくれます。
フレームスーツケースのデメリット
一方で、フレームスーツケースにはデメリットもあります。購入前にこれらもしっかり把握しておくことが大切です。
重量がある
金属フレームを使用するため、どうしてもファスナータイプより重くなります。航空会社の重量制限が厳しい近年では、スーツケース自体の重さがネックになることも。エース(ACE)のフレームタイプ(58L)は約4.0kg〜5.4kgと、同じ容量のファスナータイプより重めです。軽量化を最優先する方は注意が必要です。
開閉にスペースが必要
フレームタイプは観音開きのため、スーツケースを完全に開くには周囲に十分なスペースが必要です。狭いホテルの部屋や、新幹線の座席周りで開閉する際には少し不便に感じるかもしれません。
容量の拡張ができない
ファスナータイプには「拡張機能」が付いているものがあり、荷物が増えたときに容量を増やせます。しかしフレームタイプには基本的にその機能がないため、帰りにお土産が増えることがわかっている旅行には不向きな場合があります。
施錠忘れに注意
フレームタイプはロックをかけないと、衝撃で簡単に開いてしまうリスクがあります。ファスナータイプのようにファスナーが閉まっていればある程度は閉じた状態が保たれるのに対し、フレームタイプは施錠忘れが大きな事故につながりかねません。しっかりとロックを確認する習慣が求められます。
フレームスーツケースとファスナータイプ、どちらを選ぶべき?
ここまで見てきたように、フレームスーツケースとファスナータイプにはそれぞれ一長一短があります。自分の旅行スタイルや重視するポイントに合わせて選ぶことが大切です。
フレームスーツケースが向いている人
- 長期旅行や海外旅行が多い方
- カメラや壊れやすい荷物を持ち運ぶ方
- 防犯性を重視する方
- スーツケースに高級感やデザイン性を求める方
- 長く使える丈夫なスーツケースが欲しい方
フレームスーツケースが向いていない人
- とにかく軽量なスーツケースを重視する方
- 荷物の量が変動しやすい方(お土産をたくさん買う予定の方)
- 狭い場所で頻繁に開閉作業をする方
- 価格を抑えたい方
フレームスーツケースを選ぶときのポイント
実際にフレームスーツケースを購入する際には、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
重量をチェックする
特にLCC(格安航空会社)を利用する場合、重量制限が厳しいことが多いです。スーツケース本体の重量を事前に確認し、許容範囲内かをしっかりチェックしましょう。エースのフレームタイプでもサイズによって重量が異なりますので、購入前にスペックを確認することをおすすめします。
TSAロックの有無を確認する
海外旅行に行く予定がある方は、TSAロック搭載モデルを選ぶとスムーズです。TSAロックとは、アメリカの空港保安検査官が専用のマスターキーで開けられるロックのこと。ロックを壊される心配がなくなります。
素材もチェックする
フレームスーツケースには主に「アルミ製」と「ポリカーボネート製」があります。アルミ製は高級感があり非常に頑丈ですが、その分重くなります。ポリカーボネート製は軽量で衝撃吸収性にも優れており、近年はこちらを選ぶ方が増えています。自分の優先順位に合わせて選びましょう。
ブランドや保証も確認する
エースやプロテカといった信頼できるブランドの製品は、アフターサービスや保証が充実していることが多いです。長く使うことを考えると、修理対応の有無や保証期間も確認しておくのがおすすめです。
フレームスーツケースに関するよくある質問
フレームスーツケースは壊れにくいですか?
はい、金属フレームで補強されているため、ファスナータイプと比較して耐久性は高いと言えます。ただし、強い衝撃を与えれば変形することもありますので、取り扱いには注意が必要です。
フレームスーツケースは雨に強いですか?
フレームタイプは密閉性が高いため、ファスナータイプよりは防水性に優れています。ただし、完全防水ではありませんので、長時間の雨中での使用や浸水には注意しましょう。
フレームスーツケースは修理できますか?
ブランドやモデルによって異なります。エースやプロテカのような国内ブランドでは、修理対応を行っているケースが多いです。購入時に保証内容や修理の可否を確認しておくと安心です。
まとめ:フレームスーツケースは「頑丈さと防犯性」を求める人に最適な選択肢
フレームスーツケースは、耐久性・防犯性・防水性に優れたハードタイプのスーツケースです。ファスナータイプと比べて重量があり、開閉にスペースを要するというデメリットはあるものの、長く使える丈夫なスーツケースをお探しの方には非常に魅力的な選択肢と言えます。
特に海外旅行や長期出張が多い方、壊れやすい荷物を持ち運ぶ機会が多い方は、フレームスーツケースのメリットを大きく感じられるでしょう。一方で、軽量さや拡張性を最優先する方は、ファスナータイプも含めて比較検討するのがおすすめです。
スーツケースは長く使うものだからこそ、自分のスタイルに合ったものを選びたいですよね。今回の記事が、あなたにぴったりのスーツケースを見つけるための判断材料になれば嬉しいです。気になるモデルがあれば、ぜひ実物を店頭で確認したり、公式サイトで最新のスペックや価格をチェックしてみてください。


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