アイマスクを買おうと思ったとき、「種類がありすぎてどれを選べばいいかわからない」という声をよく聞きます。
シルク素材のもの、立体タイプ、温かくなるもの……。見た目は似ていても、遮光性や着け心地は商品によってかなり違います。
この記事では、アイマスクを選ぶときに押さえるべきポイントと、目的別におすすめのアイマスクを紹介します。
自分の睡眠スタイルや悩みに合ったアイマスクを見つけるための、判断材料として読んでみてください。
そもそもアイマスクを使うとどんな効果があるの?
アイマスクの大きな役割は、光を遮ることです。
私たちの体は、暗くなると睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」が分泌されやすくなり、自然と眠気が訪れる仕組みになっています。
アイマスクを使うと、部屋が完全に暗くなくても、目元だけを暗くしてメラトニンの分泌をサポートできます。
その結果、入眠のしやすさや睡眠の深さに良い影響を与える可能性があるとされています。
また、目元を温めるタイプのアイマスクは、血行を促進して目の疲れを和らげる効果が期待できるとも言われています。ただし、効果には個人差があるため、あくまで睡眠やリラックスの補助アイテムとして捉えるのがよいでしょう。
アイマスクの選び方|4つのポイント
自分に合ったアイマスクを選ぶには、次の4つのポイントをチェックしてみてください。
遮光性
アイマスクに求める最大の機能は、やはり遮光性です。
遮光性を左右するのは、素材の色と形状、そしてサイズ感です。
一般的に、暗い色(黒やネイビーなど)の素材は、明るい色に比べて光を通しにくい性質があります。比較検証では、暗色は白色に比べて約50倍の遮光性があるという結果も出ています。
また、鼻の部分までしっかり覆える大きさかどうかも重要です。鼻とアイマスクの間に隙間ができると、そこから光が入ってしまいます。
目元を覆う面積が広めのものを選ぶと、光漏れを防ぎやすくなります。
素材と形状
アイマスクの着け心地を大きく左右するのが、素材と形状です。
肌に直接触れるものなので、自分好みの肌触りを選びたいところです。
- シルク素材:肌触りがなめらかで摩擦が少なく、敏感肌の人にもおすすめです。ただし、デリケートな素材なので洗濯方法には注意が必要です。
- コットン素材:肌当たりが柔らかく、通気性が良いのが特徴です。比較的お手入れもしやすい素材です。
- ポリエステル素材:伸縮性があり、フィット感を重視したい場合に選ばれます。速乾性があるものも多いです。
形状については、大きく分けて平面タイプと立体タイプ(カップタイプ)があります。
平面タイプは、アイマスクが直接まぶたに触れるシンプルな形状です。コンパクトで持ち運びに便利な反面、まばたきがしにくかったり、アイメイクが付きやすいというデメリットもあります。
立体タイプは、目元の部分がカップ状に盛り上がっているため、まぶたに圧迫感がなく、まばたきも自由にできます。アイメイクが崩れにくいのもメリットです。ただ、どうしてもかさばりやすい形状になります。
装着方法とずれにくさ
せっかくアイマスクをつけても、寝ている間にズレてしまっては意味がありません。
装着方法には、主にバックストラップ式と耳掛け式があります。
バックストラップ式は、マジックテープなどで後ろで留めるタイプです。自分に合った締め付け具合に調整できるので、頭のサイズに合わせやすいというメリットがあります。しっかり固定できるので、寝返りを打ってもズレにくいと言われています。
耳掛け式は、眼鏡のように耳にかけるタイプです。装着が簡単で、頭を締め付ける感じが苦手な人には向いています。ただし、バックストラップ式に比べると、寝返りで外れやすいという声もあります。
タイプ(遮光タイプ vs ホットタイプ)
アイマスクは大きく分けて、遮光に特化したタイプと、目元を温めるホットタイプの2種類があります。
遮光タイプは、先ほど説明した通り、睡眠の質を高めるために光を遮ることに特化しています。リユースできるものがほとんどで、毎日使いやすいのが特徴です。
ホットタイプは、目元を温めることでリラックス効果や疲れ目のケアを目的としたアイマスクです。
ホットタイプには、さらに以下の3種類があります。
- 使い捨てタイプ:開封すると温かくなるタイプで、手軽に使えるのが魅力。旅行や出張など、持ち運びにも便利です。ただし、ランニングコストがかかる点はデメリットです。
- 電子レンジ加熱タイプ:電子レンジで加熱して使うタイプ。価格は手頃ですが、加熱の手間や温度調整が難しいことがあります。また、冷やして使えるものもあります。
- 充電式タイプ:USBなどで充電して使うタイプ。繰り返し使えるので経済的で、温度調節機能がついているものも多いです。就寝中に長時間使う場合は、低温やけどのリスクに注意が必要です。
自分の使い方や目的に合ったタイプを選びましょう。
目的別おすすめアイマスク6選
ここからは、上記の選び方を踏まえて、目的別におすすめのアイマスクを紹介します。
それぞれに特徴や向き不向きがあるので、自分の睡眠スタイルと照らし合わせながらチェックしてみてください。
1. 肌触りや締め付け感のなさを重視する人: Utukky シルクアイマスク
「肌に優しい素材で、できるだけ圧迫感のないアイマスクが欲しい」という人には、シルク100%のUtukky(ウタッキー)のアイマスクが候補になります。
特徴とメリット
- シルク100%使用で、肌触りが非常になめらか。
- 着脱がしやすく、サイズ調整も可能なバックストラップ式。
- 目元を優しく包み込み、締め付け感が少ない設計。
デメリットと注意点
- シルク素材はデリケートなため、洗濯表示をよく確認して手入れする必要があります。
- 形状によっては、鼻部分からわずかに光が漏れる可能性もあります。
こんな人に向いています
- 肌ざわりを何より重視する人。
- 頭を締め付けられる感覚が苦手な人。
こんな人には向いていません
- 価格を抑えたい人。
- 完全な遮光性を最優先する人。
専門メディアの検証でも高評価を得ており、ベストバイに選ばれた実績があります。
2. 寝返りが多くてズレるのを防ぎたい人: COCOSILK アイマスク シルク100%
「寝返りを打つたびにアイマスクがズレて、朝には外れている」という悩みがある人には、COCOSILKのシルクアイマスクが選択肢になります。
特徴とメリット
- シルク100%で肌触りが良い。
- 広めの面ファスナーで、しっかりと固定できる。
- 寝返りを打ってもズレにくい設計。
デメリットと注意点
- 固定力が強い分、締め付けが強く感じる人もいるかもしれません。
- 締め付けすぎないよう、調整する必要があります。
こんな人に向いています
- 寝返りが多く、アイマスクのズレを気にしている人。
- しっかりフィットするアイマスクを探している人。
こんな人には向いていません
- 頭部の締め付けを極度に嫌う人。
LDKの検証でもベストバイとして紹介されており、シルクの快適さと固定力の両立を求める人に検討しやすいアイテムです。
3. 圧迫感がなくて遮光性を最優先したい人: Manta Sleep Mask
「まぶたに何も触れてほしくない」「とにかく真っ暗にして眠りたい」という人には、Manta Sleep(マンタ スリープ)のアイマスクがおすすめです。
特徴とメリット
- 目元がカップ状に盛り上がった立体構造で、まぶたに一切圧迫感がない。
- 目を覆う部分が大きく、鼻の周りまでしっかりカバーするため、遮光性が非常に高い。
- まばたきができ、アイメイクも崩れにくい。
デメリットと注意点
- 立体構造のため、かさばりやすい。
- 価格帯は高め。
こんな人に向いています
- 遮光性と圧迫感のなさを最優先する人。
- 横向きで寝る人。
こんな人には向いていません
- 予算を抑えたい人。
- コンパクトに持ち運びたい人。
海外のレビューでも高評価が多く、「本当に真っ暗になる」という口コミが多数見られます。
4. 毎日手軽に目元を温めたい人: nerugoo 遮光アイマスク(ルル)
「毎日、お風呂上がりに目元を温めてリラックスしたい」「ドライアイが気になる」という人には、充電式のホットアイマスクが検討しやすいです。
中でも、楽天市場などで高評価を得ているのが、nerugoo(ネルグー)の遮光アイマスクです。
特徴とメリット
- 充電式で、高温・中温・低温の3段階の温度調節が可能。
- シルク素材で肌触りが良い。
- 30分の自動オフ機能がついているので、そのまま寝ても安心。
- 繰り返し使えるので経済的。
デメリットと注意点
- 本体に電源ランプがあり、真っ暗な場所では光が気になる場合があります。
- 就寝中に使い続ける場合は、低温やけどに注意が必要です。
こんな人に向いています
- 毎日ホットアイマスクを使いたい人。
- ランニングコストを抑えたい人。
こんな人には向いていません
- 使い捨ての手軽さを求める人。
- 就寝中の光を完全に断ち切りたい人(電源ランプが気になる場合)。
口コミでは「買ってよかった」「熟睡できるようになった」という声が多く見られる一方、電源ランプが気になるという意見もあります。使用する環境に合わせて検討するとよいでしょう。
5. 旅行や出張など携帯性を重視する人:使い捨てホットアイマスク(例:花王 めぐりズム)
「旅行や出張先でも手軽に使いたい」「たまにしか使わないから、経済的で衛生的なものがいい」という人には、使い捨てのホットアイマスクが向いています。
特徴とメリット
- 開封するだけで温かくなり、手軽に使える。
- 個包装で衛生的。携帯性に優れている。
- 香り付きのものも多く、リラックス効果も期待できる。
デメリットと注意点
- 毎日使うとランニングコストがかかる。
- ゴミが発生する。
こんな人に向いています
- 旅行や出張が多い人。
- たまにしかホットアイマスクを使わない人。
こんな人には向いていません
- 毎日ホットアイマスクを使いたい人(コスパが悪くなります)。
- 環境負荷を気にする人。
就寝中の長時間使用は低温やけどのリスクがあるため、説明書に従って使用しましょう。
6. 締め付け感がなくて手軽に使いたい人: 無印良品 ポリエステル携帯用アイマスク
「シンプルで手頃な価格のアイマスクが欲しい」という人には、無印良品のポリエステル携帯用アイマスクも選択肢のひとつです。
特徴とメリット
- 価格が手頃で、気軽に試せる。
- 軽量でコンパクト。持ち運びに便利。
- ゴムバンド式で、締め付け感が少ない。
デメリットと注意点
- 遮光性はそこそこ。完全な遮光を求める人には物足りないかもしれません。
- 耳掛け式のため、寝返りで外れやすいことがあります。
こんな人に向いています
- 初めてアイマスクを試してみたい人。
- オフィスでの仮眠用など、コンパクトなものを探している人。
こんな人には向いていません
- 高い遮光性やフィット感を求める人。
- 就寝中の使用をメインに考えている人。
アイマスクを使うときの注意点
アイマスクは正しく使えば快適な睡眠のサポートになりますが、いくつか注意しておきたいポイントもあります。
締め付けすぎに注意
アイマスクをきつく締めすぎると、頭痛や目の圧迫感を感じることがあります。特に就寝中は無意識に締め付けてしまうこともあるので、適度な締め付け具合を心がけましょう。
肌トラブルに注意
目元はデリケートな部分です。素材によってはかぶれたり、蒸れてニキビやかゆみの原因になることもあります。
毎日使う場合は、自分の肌に合った素材を選ぶことと、定期的に洗濯して清潔に保つことが大切です。
低温やけどに注意(ホットタイプ)
ホットアイマスク(特に充電式や電子レンジ加熱式)を使用する際は、低温やけどに十分注意してください。
説明書で推奨されている使用方法や時間を守り、就寝中に長時間装着したままにするのは避けましょう。
朝の光を遮りすぎないように注意
アイマスクは睡眠の質を高めるのに役立ちますが、起床時には必ず外して、朝の光を浴びることも大切です。
朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜の睡眠リズムが整いやすくなります。アイマスクをつけたまま寝坊してしまうと、体内時計が乱れる可能性もあるので気をつけましょう。
よくある質問
Q. アイマスクは毎日使っても大丈夫?
A. 基本的には問題ありませんが、素材や締め付け具合には注意が必要です。締め付けが強すぎると頭痛の原因になることがあります。また、清潔に保つために定期的な洗濯を心がけましょう。
Q. 横向きで寝るときに使いやすいアイマスクは?
A. 横向き寝の人には、Manta Sleep Maskのような立体タイプのものがおすすめです。平面タイプは横向きになるとアイマスクが押し付けられて違和感を感じることがありますが、立体タイプは目元に空間があるため、圧迫感が少ないです。
Q. アイマスクの効果は本当にあるの?
A. 多くの研究で、光を遮断することが睡眠の質に良い影響を与えると報告されています。特に、メラトニンの分泌を促進し、入眠をスムーズにする効果が期待できます。ただし、効果には個人差があるため、あくまで補助的なアイテムとして捉えましょう。
まとめ|自分の睡眠スタイルに合ったアイマスクを選ぼう
アイマスクは、睡眠の質を高めるための頼もしい味方になってくれます。
しかし、遮光性や素材、形状、タイプによって特徴はさまざまで、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事で紹介した選び方のポイントや商品の特徴を参考にしながら、ぜひ自分にぴったりのアイマスクを見つけてみてください。
最後に、もう一度おさらいです。
- 遮光性と圧迫感のなさを最優先するなら、立体タイプのManta Sleep Mask。
- 肌触りの良さや締め付け感のなさを重視するなら、シルク素材のUtukkyやCOCOSILK。
- 手軽に毎日目元を温めたいなら、充電式のnerugoo。
- 旅行や出張などの携帯性を重視するなら、使い捨てホットアイマスク。
それぞれの商品にメリットとデメリットがあります。自分の睡眠環境や目的に合わせて、最適なアイマスクを選んでください。
アイマスクを上手に活用して、毎日の睡眠をより快適なものにしていきましょう。


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