睡眠の質を上げたい、移動中の仮眠を快適にしたい――そんなときに頼りになるのがアイマスクです。とはいえ、いざ選ぼうとすると「シルクがいいって聞くけど高いし…」「立体型と平面型、どっちがいいの?」と迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、アイマスクの効果と選び方のポイントを解説するとともに、複数の専門メディアの検証結果をもとにおすすめのアイマスクを目的別に紹介します。
「いいアイマスクって結局どれなの?」という疑問をすっきり解消できるように、判断材料をできるだけ具体的にお届けしていきますね。
そもそもアイマスクにはどんな効果があるの?
結論から言うと、アイマスクには睡眠の質を高める効果が期待できます。その根拠は「光」にあります。
人間の体内時計は光の影響を大きく受けます。夜間に光を浴びると、眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられてしまい、寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりすることが分かっています。
アイマスクで目元を覆うと、そうした光の影響をカットできるので、メラトニンの分泌を促しやすくなると考えられています。
また、カーディフ大学の研究では、アイマスクを着けて睡眠をとると注意力や連合学習能力が向上したという結果も報告されています。つまり、アイマスクは単に「寝るときのグッズ」ではなく、日中のパフォーマンスにも影響を与えうるアイテムなんです。
ただ、こうした効果はあくまで「可能性」であり、製品ごとに効果が保証されているわけではありません。また、人によって合う合わないもあります。「これを着ければ必ず熟睡できる」というものではないので、その点はしっかり頭に入れておきましょう。
良いアイマスクを選ぶための4つのチェックポイント
ここからが本題です。「いいアイマスク」を選ぶには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、専門メディアの検証や睡眠の専門家のアドバイスをもとに、特に重要な4つの軸を整理しました。
1. 遮光性は最優先!鼻元のフィット感がカギ
アイマスクの最も基本的な役割は「光を遮ること」。当たり前ですが、この性能が低いと意味がありません。
遮光性を左右するのは、生地の色と形状です。専門メディアの検証によると、暗色の生地は白色の生地と比べて約50倍の遮光性があることが分かっています。黒やネイビーなど、濃い色のものを選ぶのが基本ですね。
そしてもうひとつ重要なのが、鼻元のフィット感。平面型のアイマスクは鼻の横から光が漏れやすいため、立体型やノーズワイヤー付きのものを選ぶと光漏れを防ぎやすくなります。
2. 装着タイプで使い勝手が大きく変わる
アイマスクには大きく分けてバックストラップ式と耳掛け式の2種類があります。これはシーンによって使い分けるのがおすすめです。
バックストラップ式は頭の後ろでベルトを留めるタイプ。就寝時に寝返りを打ってもズレにくく、長時間の使用に向いています。
一方、耳掛け式はメガネのように耳にかけるタイプ。着脱が簡単でコンパクトなので、新幹線や飛行機での仮眠、オフィスでの休憩時間などに便利です。ただし、長時間使用すると耳が痛くなることがあるので、就寝用にはあまりおすすめしません。
3. 素材で肌触りと快適性が変わる
直接肌に触れるものなので、素材選びも重要です。代表的な素材とその特徴をざっくり整理するとこんな感じです。
シルク(絹)は保湿性が高く、肌への摩擦が少ないのが特徴。乾燥しがちな目元に優しく、肌触りも抜群です。デメリットは価格が高めなことと、お手入れに少し気を使うことです。
コットン(綿)は吸湿性に優れ、肌にやさしい素材。敏感肌の人にも比較的選びやすいでしょう。価格も手ごろなものが多いです。
ポリエステルは耐久性が高く、お手入れが簡単なのがメリット。ただし、肌触りはシルクやコットンに劣る場合があり、乾燥しやすいという声もあります。
4. 形状は「立体型」か「平面型」か
アイマスクの形状は大きく立体型と平面型に分かれます。
立体型は目元に空間ができる構造になっているため、まぶたに直接当たらず圧迫感が少ないのが魅力です。まつげの長い人や、アイシャドウなどのメイクをしたまま使いたい人にも向いています。
平面型はコンパクトで携帯性に優れていますが、目元に密着するため圧迫感を感じる人も。就寝時よりも、短時間の使用に向いていると言えるでしょう。
おすすめのアイマスク5選
ここからは、実際に検証されたデータや専門家のアドバイスをもとに、特におすすめできるアイマスクを5つ紹介します。タイプも価格帯もバラバラなので、自分の目的やシーンに合ったものを選んでみてください。
1. Utukky シルクアイマスク
肌に優しいシルク素材で、締め付けゼロの快適さ
「とにかく肌触りのいいアイマスクが欲しい」という人に真っ先におすすめしたいのが、シルク100%のUtukky シルクアイマスクです。
特徴:シルク100%使用。バックストラップ式で、サイズ調整が可能。
メリット:目元に優しく、締め付けがほとんどない。肌触りの良さはシルクならでは。
デメリット:シルク素材のため、価格はやや高め。
向いている人:肌触りや快適性を最重視する人。目元の圧迫感を嫌う人。
向いていない人:できるだけ予算を抑えたい人。
注意点:シルクは摩擦に弱いので、洗濯方法には注意が必要です。購入前に公式サイトでお手入れ方法を確認しておくと安心です。
価格は3,180円(税込・2026年7月時点)。専門メディア『LDK』のテストでベストバイを獲得した実績もあります。就寝時の快適さを求めるなら、検討しやすい選択肢のひとつです。
2. COCOSILK アイマスク シルク100%
寝返りを打ってもズレにくい、安定感バツグンの一枚
COCOSILK アイマスク シルク100%は、同じくシルク100%を使用しながら、広めの面ファスナーでしっかり固定できるのが特徴です。
特徴:シルク100%使用。バックストラップ式で、面ファスナーが広め。
メリット:寝返りを打ってもズレにくく、朝まで安定して装着できる。
デメリット:締め付けが強いと感じる人もいるかも。
向いている人:寝返りが多く、アイマスクがよくズレてしまう人。
向いていない人:面ファスナーの締め付け感が気になる人。
こちらも『LDK』のテストでベストバイを獲得した実績があります。Utukkyと同様にシルク素材ですが、こちらのほうが「しっかり固定したい」というニーズに応えやすいでしょう。どちらを選ぶかは、「締め付けのなさ」を取るか「ずれにくさ」を取るかの好みの分かれ目になります。
3. MINNU アイマスク 睡眠用 3D立体型
圧迫感が苦手な人に。空間を作る立体構造
「目元に何かが当たるのがどうしても気になる…」という人には、MINNU アイマスク 睡眠用 3D立体型がぴったりです。
特徴:高伸縮・低反発のメモリーフォームとシルク素材を使用した立体構造。
メリット:目元に適度な空間ができるため、圧迫感が少ない。遮光性も高い。
デメリット:立体型のため、平面型よりややかさばる。
向いている人:就寝時の快適性と遮光性をしっかり両立させたい人。
向いていない人:携帯性を重視して、コンパクトに持ち歩きたい人。
価格は1,980円(税込・2026年7月時点)。シルク素材を使いながら、この価格帯はコスパが良いと感じる人も多いでしょう。就寝時専用として使うなら、とても良い選択肢になります。
4. Mavogel アイマスク
遮光性最重視!鼻元の光漏れを徹底ブロック
「光漏れが絶対に許せない」という遮光マニアには、Mavogel アイマスクがおすすめです。
特徴:モダール素材にノーズワイヤーを搭載。耳掛け式。
メリット:鼻元の光漏れをしっかり防げるので、遮光性が非常に高い。
デメリット:耳掛け式のため、長時間の使用では耳が痛くなる可能性がある。
向いている人:仮眠や移動中の使用がメインの人。遮光性を最優先する人。
向いていない人:就寝時の長時間使用を想定している人。
価格は1,481円(税込・2026年7月時点)。耳掛け式でコンパクトなので、持ち運びにも便利です。新幹線や飛行機での移動が多い人には、特におすすめできるアイテムです。
5. Bakune Eye Mask
機能性に惹かれたら検討したい、リカバリー特化型
最後に紹介するのは、アスリート向けのリカバリーアイテムとしても知られるBakune Eye Maskです。
特徴:特殊機能繊維「SELFLAME®」を使用。遠赤外線による血行促進が謳われている。
メリット:鼻元のワイヤーで遮光性が高い。リカバリー効果への期待感がある。
デメリット:血行促進効果は個人差が大きく、実感できない場合もある。
向いている人:機能性に魅力を感じる人。アスリートのようにリカバリーを重視する人。
向いていない人:効果を過度に期待する人。まずは遮光性や装着感を優先したい人。
価格は3,850円(税込・2026年7月時点)。遮光性自体は高いというレビューがある一方で、「血行促進効果はあまり実感できなかった」という声もあるので、その点はあくまで参考情報として捉えておくのがよいでしょう。
【よくある質問】アイマスクに関する3つの疑問
ここで、アイマスクを選ぶときに多くの人が抱く疑問をまとめておきます。
Q. アイマスクは毎日使っても大丈夫?
A. 基本的には問題ありませんが、いくつか注意点があります。
まず、締め付けが強すぎるものを使い続けると、目元の血流を圧迫する可能性があります。「きついな」と感じるものは避け、適度なフィット感のものを選びましょう。
また、素材によっては摩擦で肌が荒れることも。シルクやコットンなど、肌に優しい素材を選ぶと安心です。特に敏感肌の人は、購入前に素材をしっかりチェックすることをおすすめします。
Q. アイマスクを使うと朝起きられなくなる?
A. 人によりますが、対策はあります。
光を遮断することで深い睡眠が増えると、結果として朝の目覚めが悪くなると感じる人もいるようです。そういう場合は、朝日が入るようにアイマスクを少しずらす、あるいは光が入りやすいタイプのアイマスクを朝用に使うなどの工夫をしてみてください。
Q. 洗濯はどうすればいい?
A. 基本的には手洗いが推奨されています。
シルク素材は特にデリケートなので、洗濯機での丸洗いは避けたほうが無難です。製品によって洗濯表示が異なるので、必ず公式の取扱説明を確認してからお手入れしましょう。
まとめ:あなたに合った「いいアイマスク」を見つけよう
アイマスク選びで大切なのは、自分の使用シーンと好みをしっかり整理することです。もう一度、選び方のポイントをおさらいしておきましょう。
- 就寝時の長時間使用なら、バックストラップ式でシルク素材のもの
- 移動中の仮眠なら、コンパクトな耳掛け式で遮光性の高いもの
- 圧迫感が苦手なら、立体型を選ぶ
今回紹介した5つのアイマスクは、いずれも専門メディアの検証や専門家のアドバイスをもとにピックアップした、選択肢として十分に検討できる製品です。とはいえ、最終的には「自分が何を重視するか」で決まる部分が大きいのも事実。この記事で紹介した比較軸を参考にしながら、あなたにぴったりの「いいアイマスク」を見つけてくださいね。

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