2026年7月からANAの機内持ち込みルールが変わります
「ANAでキャリーケースを持ち込むとき、サイズ制限はどうなるんだろう?」
2026年7月以降にANAに搭乗予定の方の中には、そんな不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
これまでANAの機内持ち込み手荷物は「前の座席の下に収納できる大きさ」という、やや曖昧な表現で案内されていました。ところが2026年6月1日、ANAはこのルールを大きく変更することを公式に発表しました。
この記事では、2026年7月1日搭乗分から適用される新しいルールの内容を、できるだけわかりやすく解説します。キャリーケースを含む手荷物のサイズ制限や重量制限、そして旧ルールとの違いをしっかり確認して、スムーズな搭乗準備を進めましょう。
なお、本記事の情報は2026年6月20日時点のものです。最新の詳細は必ずANA公式サイトでご確認ください。
ANA機内持ち込みルールの変更点:サイズ制限が数値化されました
2026年7月からの大きな変更点は、「身の回り品」のサイズ制限が明確に数値化されたことです。
従来は「前の座席の下に収納できる大きさ」という表現だったため、どのサイズまでOKなのかがわかりにくい面がありました。新しいルールでは、この曖昧さが解消され、具体的な数値で示されるようになりました。
具体的には、身の回り品のサイズは「40cm×30cm×20cm以内」と定められました。
このサイズは、座席の下に収納できる大きさを基準に設定されたものと考えられます。ハンドバッグやショルダーバッグ、小型のリュックなどが該当します。ただし、このサイズを超えるバッグ類は、機内持ち込みの対象外となる可能性があるため注意が必要です。
キャリーケースを含む機内持ち込み手荷物のルール
ANAの機内持ち込み手荷物の基本ルールは、「身の回り品1個+手荷物1個」の合計2個までです。
ここでいう「手荷物」には、キャリーケースが該当します。つまり、キャリーケース1個と、ハンドバッグやリュックなどの身の回り品1個を合わせて持ち込むことができます。
ただし、この2つの荷物を合わせた総重量が10kg以内という制限がある点には十分な注意が必要です。これは2026年4月からすでに適用されているルールですが、今回の発表で改めて確認されています。
つまり、キャリーケースが軽くても、身の回り品と合わせて10kgを超えると機内持ち込みができなくなる可能性があります。特に帰り道はお土産が増えて重量がかさみがちです。出発前に一度、自宅で総重量を確認しておくと安心です。
なお、キャリーケース自体のサイズについても、頭上収納棚に入る大きさであることが前提となります。具体的な最大サイズは従来通り「3辺合計115cm以内」が目安とされていますが、新ルールでは特に身の回り品のサイズが厳格化された点がポイントです。
旧ルールと新ルールの違いを整理する
ここで、変更前と変更後のルールを整理しておきましょう。
旧ルール(2026年6月30日搭乗分まで)
- 身の回り品のサイズ:前の座席の下に収納できる大きさ(具体的な数値の明示なし)
- 手荷物(キャリーケースなど):3辺合計115cm以内が目安
- 総重量制限:特になし(ただし、持ち上げられる重さが目安)
新ルール(2026年7月1日搭乗分から)
- 身の回り品のサイズ:40cm×30cm×20cm以内(数値化された)
- 手荷物(キャリーケースなど):頭上収納棚に収まるサイズ(従来通り)
- 総重量制限:身の回り品+手荷物で10kg以内(継続)
最も大きな変更点は、身の回り品のサイズが具体的な数値で示されたことです。これにより、今までよりも厳格なチェックが行われる可能性があります。
お土産や買い物袋はどうなる?注意すべきポイント
新ルールで特に注意したいのが、空港で購入したお土産袋や免税品の扱いです。
これらの袋も「手荷物」としてカウントされる可能性があります。つまり、キャリーケースに加えてお土産袋を持ち込もうとすると、「手荷物」が2個になってしまうため、機内持ち込みができなくなるおそれがあります。
もしお土産が多くなりそうな場合は、以下のような対策を検討しましょう。
- キャリーケースの中に収まる量のお土産に抑える
- 預け入れ手荷物として追加する(有料の場合あり)
- 現地から宅配サービスを利用する
また、総重量10kg制限にもお土産の重さは含まれます。帰りの便では特にお土産の重さを考慮して、あらかじめ余裕を持ったパッキングを心がけましょう。
自分のキャリーケースは大丈夫?サイズ確認の方法
新ルールに合わせて、自分のキャリーケースが機内持ち込み可能かどうか確認しておきましょう。
まず、キャリーケース本体のサイズは従来通り「3辺合計115cm以内」がひとつの目安です。多くのメーカーでは「機内持ち込み対応」と表記されているモデルがこのサイズに該当します。
ただし、今回の変更で特に気をつけたいのは「身の回り品」のサイズです。キャリーケースとは別に持ち込むバッグやリュックが40cm×30cm×20cmを超えていないか、今一度確認してみてください。
例えば、普段使っているトートバッグやリュックがこのサイズに収まるかどうか、実際にメジャーで測ってみることをおすすめします。40cm×30cm×20cmは、意外と小さいと感じる方も多いかもしれません。
もし身の回り品がこのサイズを超えている場合は、キャリーケースにまとめて入れるか、預け入れ手荷物にしたほうが無難です。
ルール変更でキャリーケースを新調するなら
今回のルール変更を受けて、新しいキャリーケースの購入を検討している方もいるでしょう。
機内持ち込み用のキャリーケースを選ぶ際は、以下のポイントを確認すると安心です。
- 本体サイズが「3辺合計115cm以内」であること
- 重量ができるだけ軽いもの(総重量10kg制限に対応しやすい)
- 拡張機能がある場合は、拡張後のサイズにも注意
また、キャリーケース自体の重量も重要なポイントです。本体が重いと、その分だけ荷物を入れられる余裕が減ってしまいます。総重量10kg制限があるため、キャリーケース自体はできるだけ軽量なモデルを選ぶとよいでしょう。
よくある質問と回答
Q. 40cm×30cm×20cmは、キャリーケースのサイズですか?
いいえ、このサイズは「身の回り品」のサイズ制限です。キャリーケース自体は従来通り頭上収納棚に入るサイズ(目安として3辺合計115cm以内)が基準となります。ただし、身の回り品のサイズが厳格化されたことで、今まで許容されていたやや大きめのバッグ類が持ち込めなくなる可能性があります。
Q. 総重量10kgはキャリーケースだけの制限ですか?
いいえ。身の回り品と手荷物(キャリーケースなど)を合わせた総重量が10kg以内という制限です。キャリーケースだけが軽くても、身の回り品が重ければ合計でオーバーする可能性があります。
Q. サイズオーバーしたらどうなりますか?
空港のカウンターで預け入れ手荷物としての対応を求められる可能性があります。その場合、追加料金が発生することもあります。ただし、具体的な対応や料金についてはANAの公式案内を確認することをおすすめします。
Q. 子供連れの場合はどうなりますか?
子供用のベビーカーやチャイルドシートなどは、通常の手荷物とは別に扱われることが多いです。ただし、詳細はANAの公式サイトやカスタマーサポートでご確認ください。
Q. このルールは国際線も対象ですか?
はい、ANAが運航する国際線も対象となります。ただし、出発国や経由地によって追加の制限がかかる場合もあるため、旅程に応じてANAの公式情報を確認することをおすすめします。
ルール変更に備えて今からできること
2026年7月1日からのルール変更に備えて、今からできる準備をまとめました。
1. 手持ちのバッグやキャリーケースのサイズを測定する
身の回り品として使っているバッグが40cm×30cm×20cm以内かどうか、実際に測ってみましょう。もしオーバーしている場合は、代わりになる小さめのバッグを用意するか、キャリーケースにまとめて入れる方法を考えておきます。
2. パッキングを見直す
総重量10kg制限に対応するため、本当に必要なものだけを持っていくようにパッキングを見直しましょう。衣類は圧縮袋を活用するのも手です。また、帰りのお土産分のスペースと重量をあらかじめ確保しておくと安心です。
3. ANA公式サイトで最新情報を確認する
ルールの詳細や運用方法は、今後さらに補足情報が発表される可能性があります。搭乗前には必ずANA公式サイトで最新の案内を確認する習慣をつけましょう。
4. 預け入れ手荷物のオプションを検討する
どうしても荷物が多くなる場合は、あらかじめ預け入れ手荷物を追加しておくのもひとつの方法です。空港で急に預けることになると、追加料金が高くなる場合や、手続きに時間がかかる場合があります。
ANA機内持ち込みルールを理解して快適な空の旅を
2026年7月からのANA機内持ち込みルール変更は、特に身の回り品のサイズ制限が明確になった点が大きな特徴です。具体的な数値が示されたことで、事前に準備しやすくなったとも言えます。
キャリーケースを含む手荷物の総重量10kg制限も引き続き適用されるため、パッキングの段階から重量を意識することが大切です。特にお土産を購入予定の方は、帰りの便で重量オーバーにならないよう、余裕を持った計画を立てましょう。
何よりも重要なのは、搭乗前にANA公式サイトで最新のルールを必ず確認することです。この記事の情報は2026年6月20日時点のものであり、今後さらに詳細が発表される可能性があります。
新しいルールをしっかり理解して、気持ちの良い空の旅をお楽しみください。

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